陸恒のノート

インターネットの未来を決めるのは誰か?

インターネットの記録を管理する組織に、それを統治する権力を与えたのは誰なのか。このノートでは、身近なたとえからネットワークの新たな設計まで、その問いをたどる。

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ひとつの問いを追う。気になるノートを探す。議論が深まっていく過程をたどる。

レジストリが機能しなくなったら?

登録の移管、運用の継続、そして離脱する権利。

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クリア
  1. ノート 28レジストリが機能しなくなったら?

    レジストリが決して取り締まりを担ってはならない理由

    なぜアドレス帳は制裁の道具として不適切なのか?

    番号資源の登録管理と、コミュニティでの議論の管理を明確に区別し、レジストリが不可欠なサービスを処罰の手段にしてはならない理由を論じる。

  2. ノート 25レジストリが機能しなくなったら?

    インターネットを中央集権化しようとする最後の試みについて――ICP-2改訂草案、制度を実施する権力、構造的リスク

    ICP-2の改定は保護のためなのか、それとも今の仕組みを固定しようとする試みなのか?

    ICP-2改訂草案が参入と退出を制限し、調整を許可制へと変えることで、自発的な協力に支えられたインターネットの基盤そのものを損なう構造的リスクを論じる。

  3. ノート 21レジストリが機能しなくなったら?

    私が番号資源の登録制度を守るために行動する理由――その核心は安定性にある

    安定したレジストリの仕組みから最も恩恵を受ける者が、なぜその仕組みに抗うのか?

    番号資源の登録制度の安定性は、自らの事業と長期的な価値を支える。腐敗や権限の乱用への対抗は制度の破壊ではなく、その中立性と信頼を守る行動であると論じる。

  4. ノート 17レジストリが機能しなくなったら?

    論考17:ICP-2の改訂、RIRの機能不全を判断する基準、そして権限がボトムアップでなければならない理由

    レジストリが機能しなくなったと判断するのは、会員であるべきか、それとも上位の組織であるべきか?

    地域インターネットレジストリの設立基準を定めるために20年以上前に起草された文書、ICP-2が再び議論の俎上に載ったきっかけは、AFRINICのガバナンス危機だった。それは当然のことだ。

  5. ノート 16レジストリが機能しなくなったら?

    論考16:RIPE NCCをかたるフィッシングメール――恐怖、権威、そしてレジストリの本来の役割

    なぜ偽のメールひとつが企業を脅かしうるのか。それはレジストリの何を物語るのか?

    最近、多くのRIPE NCC会員に、「ダウンロードの確認」という件名で、48時間以内に情報を確認するよう要求するメールが届いた。このメールの送信元はRIPE NCCではなかった。恐怖を利用したフィッシング詐欺だったのである。具体的には、RIPE NCCにあると受け取られている権限への恐怖を利用していた。

  6. ノート 6レジストリが機能しなくなったら?

    番号資源のポータビリティとICP-2改訂について

    ネットワークには、アドレスを別のレジストリへ移す無条件の権利がなぜ必要なのか?

    ICP-2の改訂は、インターネット・ガバナンスの構造的な弱点、すなわち番号資源のポータビリティが保障されていないという問題を正す機会である。ポータビリティとは、ネットワークが、自らのIPアドレスやAS番号(ASN)を、ある地域インターネットレジストリから別のレジストリへ移す無条件の権利を持つということだ。これは任意でも、条件付きでも、裁量に委ねられるものでもあってはならない。ICP-2に組み込まれた必須要件でなければならない。ポータビリティがなければ、ネットワークは事実上、最初に登録したRIRに縛られ、そのRIRのガバナンスの不全や運用の破綻がもたらす結果を引き受けることを強いられる。この依存関係は、インターネットそのものにシステム全体に及ぶリスクを生む。