主権という誤謬について
ひとつの大陸が、調整のための記録に主権を持つことはできるのか?
ノート26:主権という誤謬について 文:Lu Heng | 2025年12月31日 LARUS Limited最高経営責任者、[…]の創設者
盧恒のノート
インターネットの記録を管理する組織に、それを統治する権力を与えたのは誰なのか。このノートでは、身近なたとえからネットワークの新たな設計まで、その問いをたどる。
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ひとつの大陸が、調整のための記録に主権を持つことはできるのか?
ノート26:主権という誤謬について 文:Lu Heng | 2025年12月31日 LARUS Limited最高経営責任者、[…]の創設者
ICP-2の改定は保護のためなのか、それとも今の仕組みを固定しようとする試みなのか?
ノート25:インターネットを中央集権化しようとする最後の試みについて――ICP-2改訂草案、制度を実施する権力、構造的リスク 執筆
分散化に反対する最も説得力のある主張は何で、どこで成り立たなくなるのか?
ノート24:反論を検討する――それでも成り立たない理由 文:Lu Heng | 2025年12月29日 LARUS最高経営責任者
なぜこれは、ひとりの人物の物語ではなく、構造そのものの転換なのか?
ノート23:私の勝利が歴史的に必然である理由――それでも勝利が目的ではなかった理由 文:Lu Heng
著者はなぜ自らを資本家と呼ぶのか。希少性を認めなかったことで、業界はどんな代償を払ったのか?
ノート22:富と希少性――「IPは資本である」という歴史的な機会がいま重要な理由 文:Lu Heng | 2025年12月27日
安定したレジストリの仕組みから最も恩恵を受ける者が、なぜその仕組みに抗うのか?
ノート21:私が番号資源の登録制度を守るために行動する理由――その核心は安定性にある 文:Lu
曖昧さに依存する人々には、なぜ明確にすることが敵意と映るのか?
ノート20:現実の層、象徴的な権力、そして明確さが敵意と受け取られる理由 文:Lu Heng | 2025年12月22日
権限と協力はどう違い、レジストリが持つのはどちらなのか?
ノート19:RIRに統治の権限がない理由――「コミュニティの主権」が仕組みを壊す理由 文:Lu Heng |
IPv4が、収益を可能にするほかの資産と同じように値付けされると、その価値はどうなるのか?
IPv4の総価値が60兆ドルに達しうるという主張は、単なる修辞ではない。IPv4を、希少で代替不可能な、サービスを成立させる資産という本来の姿で捉えれば、資産の経済学の基本から導かれる結論だ。
レジストリが機能しなくなったと判断するのは、会員であるべきか、それとも上位の組織であるべきか?
地域インターネットレジストリの設立基準を定めるために20年以上前に起草された文書、ICP-2が再び議論の俎上に載ったきっかけは、AFRINICのガバナンス危機だった。それは当然のことだ。
なぜ偽のメールひとつが企業を脅かしうるのか。それはレジストリの何を物語るのか?
最近、多くのRIPE NCC会員に、「Download Review」(ダウンロードの確認)という件名で、48時間以内に情報を確認するよう要求するメールが届いた。このメールの送信元はRIPE NCCではなかった。恐怖を利用したフィッシング詐欺だったのである。具体的には、RIPE NCCにあると受け取られている権限への恐怖を利用していた。
IPv4のルールを決める場に、その所有者たちがいないのはなぜか?
IPv4は、インターネット上のサービスを成立させる最も重要な基盤だ。端末もクラウドサーバーも、IPv4アドレスなしにはオンラインになれない。それなのにIPv4には、取るに足らないもののような価格が付いている。1アドレス当たり月額約0.30ドルで、サーバー1台につき月額約300ドルのサービスを可能にしている。自らが可能にする価値の約0.1%にすぎない。他の市場では、不可欠な基盤は、それが可能にする売上の相応の割合を取り込んでいる。都心の店舗の家賃が売上の約30%になることが多いのは、立地が商売を成立させる基盤だからだ。同じ論理に従えば、IPv4が到達しうる評価額の上限は、現在よりもはるかに高い。