都市の端を曲がりながら進む川
上空から見た都市の端で、川がゆっくりと曲がり、霧や道路、建物が静かなスケールのなかに並んでいる。

上空から見ると、世界は形とパターンへとやわらいでいく。川はゆっくりしたガラスの線のように進み、その曲線は重さと静けさを同時に抱えている。街は川辺に集まり、道路は糸のように伸び、屋根はかすかな光を受け止める。中央では滝から白い霧が立ち上がり、静止した画面のなかで途切れない動きの柱になっている。
距離は水以外のすべてを平らにする。水面は少しずつ色を変え、曲がり角では淡く、地平線へ向かうほど深くなる。空気は青いが空っぽではない。霞や反射、風が残したかすかな幾何学を含んでいる。土地は静かなリズムで広がり、道路、畑、格子状の区画が記憶のように繰り返される。
この写真は劇的な効果を追わない。十分に高い場所から見ると、広大さがどのように模様へ折りたたまれるのか、静けさを帯びた広がりを見つめている。川は境界であり、糸でもある。地理の輪郭をなぞる静かな手のようだ。