二本の指のあいだに
ほの暗い車内を背景に、日の光のなかで指につままれた、綿毛のついた小さな種。撮影:盧恒。

撮影:盧恒
白い綿毛の幅は、指先をわずかに上回るほどしかない。細い毛が一点から広がり、斜めに走る暗い車の窓枠を背景に、くっきりと浮かび上がる。
指は強い光を受け、その輪郭がほとんど消えかかっている。指のあいだの小さな種は形を保ち、ミラーと外の世界はやわらかな色へと溶けていく。
ほの暗い車内を背景に、日の光のなかで指につままれた、綿毛のついた小さな種。撮影:盧恒。

撮影:盧恒
白い綿毛の幅は、指先をわずかに上回るほどしかない。細い毛が一点から広がり、斜めに走る暗い車の窓枠を背景に、くっきりと浮かび上がる。
指は強い光を受け、その輪郭がほとんど消えかかっている。指のあいだの小さな種は形を保ち、ミラーと外の世界はやわらかな色へと溶けていく。