澄んだ青空の下に連なる険しい山々

雲ひとつない紺碧の空の下、日に焼かれた鋭い山々が幾重にもそびえ、果てしなく連なる。段状の崖と鋭い稜線には、幾千年にもわたって絶えず働いてきた地質作用の力が刻まれている。

雲ひとつない紺碧の空の下、日に焼かれた鋭い山々が幾重にもそびえ、果てしなく連なる。段状の崖と鋭い稜線には、幾千年にもわたって絶えず働いてきた地質作用の力が刻まれている。金褐色の岩肌は明るい日差しの中で暖かく輝き、浸食された岩の複雑な質感と、深く影を落とす亀裂をあらわにする。はるか眼下の乾いた谷を、細い道が大胆に蛇行して抜けていく。その道が、この過酷な風景の圧倒的な規模と、むき出しの雄大さを際立たせている。霞が遠くの峰々の輪郭を和らげ、果てしない奥行きに目を奪われ、視線は画面のさらに奥へと引き込まれていく。曲がりくねった道が通っていても、ほとんど草木のないこの景色には、時を超えた力と、静かに隔絶された気配が満ちている。自然が生み出す劇的な造形を物語る、畏敬の念を誘う眺めだ。人里離れた原野を求める冒険家や、澄み切った空の下で、飾り気のない、息をのむような山岳風景を追う写真家にふさわしい光景である。

展示の中で 全363作品の195番目

時間のものさし

人がつくらなかった大地

世界を語る、その前に

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