世界を語る、その前に

写真:盧恒

1知っている世界を離れて

着いた、その先に

広い水面のあとに、川岸、戸口、家、船の灯りが現れる。誰かが扉を開けたり、岸へ上がったりしそうな場所へ、視線が近づく。遠景の中から暮らしの気配が見えてくる。