世界を語る、その前に

写真:盧恒

6暮らし、そのもの

水際でひと休み

岸に置かれた白い錨と、浅瀬に立つ木の塔。まずはそのそばから海を見る。岩を縁取る白波、砂に沿って伸びる草へと目を移すと、やがて夕日の前に壊れた船が現れる。最後の三枚では、細長い島、小さな岩島、曲がっていく岸辺へと視線が遠くなる。細部に立ち止まり、また向こうを眺める。