世界を語る、その前に

写真:盧恒

6暮らし、そのもの

車と、その周り

木陰では、跳ね上がったドアが目を引く。夕暮れになると、空に浮かぶ輪郭が見えてくる。雨はヘッドライトの光を路面に広げ、高いビルは車を小さく見せる。街角の赤いテールランプから、緑の車の向こうに連なる山々へ。車の周りにも目を向けると、一枚ごとに見え方が変わってくる。