外洋に浮かぶオーステルダム
クルーズ船オーステルダムが広大な波立つ水面に長く横たわり、そのそばにははるかに小さな船が浮かぶ。

上空から見ると、オーステルダムは広大な外洋を横切るように長く伸びている。黒い船体の上に白いデッキが整然とした水平の層を成してそびえ、バルコニーと窓が並ぶ。橙色の救命艇と傾斜した煙突が、その長い輪郭にアクセントを加えている。柔らかな光が上層デッキを浮かび上がらせ、周囲の海ではさざ波が青と灰色の移ろう斑模様をつくる。そばを行く小型船によって、クルーズ船の大きさはいっそう明確になる。画面には陸地が入らず、船と小さな伴走者は水に囲まれている。写真は大洋の旅に結びつく穏やかさと優雅さを保ちながら、二隻の対比によって巨船の圧倒的な規模を際立たせている。